今さら読書「青くて痛くて脆い」

不動産部前島でございます。

よく行くスーパー銭湯の休憩室に、

ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。

お風呂上りに読書することが、最近のお気に入りのわたくし~

といった感じで、

「君の膵臓をたべたい」

を読んだところ、深く感銘を受け、

こちらの作者の別の作品を読みたくなり、

「青くて痛くて脆い」

を購入しております。

3月に発売されておりますので、とくに”今さら”ではありませんが

読んだ感想を少しばかりここで。

誰しも持ち合わせている人間の青い部分、痛い部分、脆い部分のお話です。

主人公は大学生の男の子田端楓くん。

正義感からとる行動が、実はその感情だけではなく、

嫉妬や妬みが入り交ざったものだった時、

それに気づいた時、

人はどうすべきかというテーマなのかなと感じます。

何の情報も得ずに買ってしまったわたくし、

てっきり泣ける作品だと思って準備しておりましたが、

“人間の心理の本”でございました。

今さら読書「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

不動産部前島でございます。

よく行くスーパー銭湯の休憩室に、

ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。

お風呂上りに読書することが、最近のお気に入りのわたくし~

みたいなことで、何回か本についてこのブログに書いていたところ、

それを読んでくださった方から、

おすすめの本を教えていただきました。

このようなお声がけも大変嬉しく思います。

さて、そのおすすめの本ですが、

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

です。

大学生の南山高寿が、電車の中で女の子に一目ぼれをするお話です。

その時感じたものは、軽い気持ちのものではなく、

後に運命だったことに気づきます。

その運命がちょっと凄い。

男の子の目線で読んだあと、次の日の朝、

一目ぼれの相手の福山愛美の気持を考えて、

わたくし飛び起きました。

いてもたってもいられない気持になります。

うまく説明はできないのですが、

とにかく、

もう一度読まないといけない本でございます。

 

今さら読書「コンビニ人間」

不動産部前島でございます。

よく行くスーパー銭湯の休憩室に、

ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。

お風呂上りに読書することが、最近のお気に入りのわたくし、

読んだ感想をほんの少しだけ、ここで披露させていただきます。

今回の作品は、「コンビニ人間」です。

幼いころ少し変わった子として扱われた主人公が

コンビニで働くことを通して、

自身を確立していくお話です。

この本の主人公は、コンビニ店員としては抜群にできる方です。

仕事をしていない時もお店のこと考え、

体調管理も時給に含まれていると考えています。

若かりし頃、コンビニでアルバイト経験があるわたくし、

今でも毎日のように利用しますが、

お店に行くと時々、

この店員さんは出来る人だなとか、

反対にこうすればいいのになと

心の中で思うことがあります。

ちょっとだけわたくしもコンビニ人間

なのかも、知れません。

 

今さら読書「スクラップ・アンド・ビルド」

不動産部前島でございます。

よく行くスーパー銭湯の休憩室に、

ちょっと前の本のベストセラ―がいくつか置いてあります。

お風呂上りに読書することが、最近のお気に入りのわたくし、

読んだ感想をほんの少しだけ、ここで披露させていただきます。

さて、この「スクラップ・アンド・ビルド」ですが、

この”ことば”は日本の戦後の建築事情のことに、しばしば例えられます。

「建てて古くなったら、壊してまた建てればいい」

みたいな感覚ですね。

ですが、今はもうこの考え方から脱却していく方向で、

建築会社である当社としても…

ではなく、本のお話です。

20代後半の主人公、健斗とその祖父のお話です。

仕事を辞め、もう一度再生しようとする者と、

老いていく祖父。

一見、対比のお話かと思いきや、

新たな自分をつくりだそうとしている二人のお話…

のように感じました

ちょっと奥が深い本といえます。

この本を読む前には、ブログに感想を書く際に、

わたくしのおなかもスクラップ・アンド・ビルド!!

みたいな言葉で締めくくろうと思っていましたが、

そんな冗談は言えない気分になる本でございます。

今さら読書「君の膵臓をたべたい」

不動産部前島でございます。

よく行くスーパー銭湯の休憩室に、

ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。

お風呂上りに読書することが最近のお気に入りのわたくし、

読んだ感想をほんの少しだけ、ここで披露させていただきます。

さて、わたくし、

本を読んで涙を流すということを、

あまり経験したことはありません。

この「君の膵臓をたべたい」という本には、読んでいる途中で、

最後に絶対泣くんだろうな…

と予感させるものがありました。

主人公の山内桜良が発する言葉に、

何度も首の後ろと背中がぞわっとするような、

髪の毛が逆立ってしまうような、

そんな感覚におちいったからです。

冒頭部分で、ハッピーエンドではないと分かっていたのですが、

そこへ向かっていくお話があり、

その先があり、

両方が素晴らしい作品です。

色んな意味で、この「先」が本当に素晴らしい。

案の定、最後は涙で文字が見れませんでした。

ですのでもう一回、お風呂に入りました。

お風呂でも哀しくて切なくて

また涙しました。

 

今さら読書「火花」

不動産部前島でございます。

よく行くスーパー銭湯の休憩室に、

ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。

お風呂上りに読書することが最近のお気に入りのわたくし、

ここで読んだ感想をほんの少しだけ披露したいと思った訳でございます。

今回の作品は「火花」です。

映画化やドラマ化していたことは知っておりました。

ですが、観たことはありません。

そちらの俳優陣のイメージで本を読みたくありませんでしたので、

読んでいた期間は情報をシャットアウトすることに務めました。

物語の方はといいますと、たんたんと進みます。

少々浮世離れしたお笑い芸人さんという世界で、

もがき続ける若者のお話です。

栄光なき挫折…といったところでしょうか。

わたくしにも若かりし頃に、似たような経験がございます。

そういった経験がある方には、少し心を救われるような、また

そういった経験がない方にも、

少し気持ちを理解してもらえるような

そんな作品でございます。