「査定報告書」について

不動産部前島でございます。

本日は、お客様からご依頼を受け、土地の査定報告書の作成を行いました。

この査定報告書とは、販売をするとなった時に

幾らの価格に設定するのかその基準となる資料となります。

ここ最近の傾向ですと、

物件の基本的な情報、近隣の販売実績、公示価格や路線価等を元に、

「ずばりこの金額です」

と出してくる不動産会社さんと、

「この金額からこの金額ぐらいの間ではないでしょうか」

と少しアバウトに出してくる不動産会社さんとに分かれるようです。

わたくしの場合ですが、資料を出来るだけ集め、根拠をもとに

「この金額なら売れます!」

といったものを提出するよう心がけております。

ひとつ言えるのは、

高値をつけてくれたところが良い不動産会社

とは限らないことです。

相場より高いものはなかなか売れません。

時間が経ってから、値下げを要請されやむなく価格変更…

といった流れが待っているように思います。

売主様からすると、

それは1円でも高く売れた方が良いに決まっているので、

その気持ちにつけこむやり方ではないかと…。

今後、不動産売却をお考えの方には、

高値の査定金額に惑わされることなく、

より良い不動産会社を見つけて頂きたいと思う

今日この頃でございます。

 

不動産用語集を作成していて気づくこと Part1

不動産部前島でございます。

本日は、当ホームページの「お役立ち口座」の

”楽ちん不動産用語集”の作成を行いました。

その中で、

「登記識別情報」

「登記事項証明書」

このふたつの書類って、聞きなれない方が区別をするには

きっと難しいんだろうなと思いました。

ちなみになのですが、「登記識別情報」は、いわゆる「権利証」の代わりに

発行されるようになったもので、当該登記名義人が当該登記を申請していることを

確認するための情報の書類です。

所有者様ご自身で管理する書類になります。

一方、「登記事項証明書」は登記所において、コンピューター管理により行っている

登記記録に記載された事項の全部、又は一部を証明した書面のことです。

法務局でどなたでも手数料を支払えば、取得することができます。

ウ~ム。

“らくちん不動産用語”を銘打ってはおりますが、

分かりやすくご説明するのは、なかなか”らくちん”とはいかないようです、はい。

「お役立ち口座」の方も、今後随時更新していく予定です。

お時間ある時に、寄っていただけると幸いでございます。

 

お客様のご来店

不動産部前島でございます。

本日17日(土)は午前中、土地探しをしているA様、

午後は、マンションのご購入をお考えのT様、

そして賃貸物件をお探しのT様の合計3組の方々と

お話をさせていただきました。

山際建設不動産部にお越しいただき、皆さまに感謝でございます。

お役に立てるよう、頑張ってまいります!!

 

土地を売ったあと、税金って20%もとられるの!?

不動産部前島でございます。

本日は、川口市坂下町に土地をお持ちK様を訪ねて、

戸塚安行駅の近くまで行ってまいりました。

今後、どのように売買をしていくか、

また販売金額はいくらぐらいが良いか、

色々とお話をさせて頂いております。

そんな中、K様よりこのような質問がありました。

「土地を売ったあとって、税金20%もとられるの!?」

どこかでそのようなことを聞いたとのことでした。

不動産を売却される方にとっては、大変重要なことでございます。

ですので、

購入した時のこと、購入した時の契約書や領収書の有無、

売却予定地にはいつまで住んでおられたか等お聞きし、

今回のご売却が購入の時より高い金額になった場合と、

低い金額になった場合の一般的なお話をさせていただきました。

K様はしっかりとされている方で、数十年前の書類がすぐに出てきました。

税務署さんに確認を取っていただきたい旨を説明し、帰社しております。

土地や建物を売却する際には税金がかかる場合と、かからない場合とございます。

今後ご売却の予定がある方は、

お早めに税金の専門家の方に確認をすることをおすすめいたします。

その前に一般的な予備知識を必要とされる場合は、

わたくし前島宛にご一報いただければ幸いでございます。

 

建物現況検査(インスペクション)について

不動産部前島でございます。

今年の4月1日より、中古住宅を販売する際に、

建物現況検査(インスペクション)を活用しましょう

といった法律が施行されます。

建物現況検査(インスペクション)とは、住宅の設計・施工に詳しい専門家が、

住宅の劣化状況、欠陥の有無などを診断することをいいます。

では、4月1日から何が変わるかといいますと、

(1)お中古住宅を販売を不動産会社に依頼する際に、

不動産会社は建物現況検査事業者を紹介できるかを媒介契約書に記載します。

(2)売買契約前の重要事項説明時に、建物現況検査が実施された場合は、

その結果について説明をします。

(3)売買契約を締結する際に、診断すべき基礎や外壁の状態を売主・買主双方で確認し合い、

その内容を書面にて双方に交付します。

となっております。

となりますと、どなたがその検査料を負担するのか!?

といった話にもなり、きちんと知れ渡るまでは時間がかかりそうです。

ひとつ言えるのは、今後の中古住宅の流通については、

建物現況検査(インスペクション)

が大事なキーワードになるといったことでございます。

 

申告の時期、もうすぐ終了です(2)

不動産部前島でございます。

本日、確定申告を終えたお客様とお会いする機会がありました。

昨年、土地の売却をされた方でございます。

比較的大きな土地の売買でしたが、税金の額が数万円で済んだとのことでございました。

書類集めのお手伝いをさせていただいた甲斐がありました。

素敵な「ミモザ」を頂戴しております。

ちなみになのですが、黄色いミモザの花言葉は、

「秘密の恋」

なんだそうです。

 

申告の期間、もうすぐ終了です(1)

不動産部前島でございます。

土地や建物をご売却した際には、基本的に確定申告が必要となります。

いつ申告する必要があるのかと申しますと、

お取引した年度の次の年の2月16日から3月15日までにする必要がございます。

 

 

 

昨年度、土地や建物をご売却された方には年末ぐらいからお知らせを開始し、

ご用意をお願いしておりました。

わたくしの方では、一般的なことの流れをお伝えし、

少々複雑な案件ですと税務署に事前相談に行くことをお勧めしております。

以前、こんなことがありました。

「測量をした時の領収書が無いんだけど…」

と、お客様からお慌てた様子でご連絡をいただきました。

すぐに訪問して書類を確認すると、きちんと保管されておりました。

いつも関係する書類はひとつにまとめておいて下さいとお願いするのですが、

守ってくださっていたので大丈夫だった訳でございます。

ご契約時にはいろいろな書類をやり取りするので、

どれがどの書類か分からなくなるのも当然でございます。

当社では出来る範囲にはなってしまうのですが、

申告についてもお手伝いさせていただき

お役に立つことが出来ればと考えております。

重要事項説明書について

不動産部前島でございます。

本日は、ご売却予定の土地取引の書類を作成いたしました。

契約時に用いられる書類に「重要事項説明書」というものがございます。

不動産業界の人たちは略して、「重説(じゅうせつ)」と言ったりしています。

土地の大きさや、登記されている名義人、都市計画があるかないか、

建築基準法上ではどのような扱いか等記載されており、

簡単に申しますとその土地の「取り扱い説明書」のようなものになります。

お取引に携わる宅地建物取引士が作成することが一般的ですが、

実はこの書類、取引士の経験値によって精度が変わってまいります。

取引士の誰が作っても一緒という訳ではございません。

お取引の回数を重ねると取引士のスキルが上がり、

より網羅された書類が作成できるといった世界でございます。

不動産のお取引は安全性を考えますと、

ある程度経験豊富な取引士がいる不動産会社さんに依頼するといったことが

必要になるかなと思う今日この頃でございます。

土地売却 より良い条件を求めて 業者さんと交渉

不動産部前島でございます。

昨日は、販売を任せていただいている土地について、

購入を検討してくれる業者さんと打ち合わせを行いました。

北浦和の方までいってきております。

販売を任せていただくと、わたくしは、あらゆる可能性を考えます。

一般の方に買っていただいた方が良いのか、

建売住宅を建設する業者さんに相談した方が良いのか、

アパート建築を専門にしている会社さんに検討してもらった方が良いのか等々です。

当社に土地売却を依頼して下さった方の最大限の利益になるよう動くのが、

わたくしの役目でございます。